紙やすりを壁紙の代わりに使用し、「やすりの部屋」をつくります。物を「やする」のではなく、住み手自身が壁に触れることで「やすられる」部屋です。その中で研ぎすまされた身体感覚が、タイルのツルツルや畳のつぶつぶを認識し直してくれると考えています。また、やすりの種類や番数によって異なる質感によってインテリアのデザインを成立させました。
2021.06.29 UP
Soft Territory かかわりのあわい
203号室を手がけた松延総司さんが滋賀県立美術館の展覧会に参加されています。4年間の休館を経たリニューアルオープン記念として開催される本展覧会。滋賀にゆかりのある12人の若手作家の一員として“かろやかでやわらかなテリトリー”のあり方を探ります。
会期:2021年6月27日(日)―8月22日(日)
※月曜日休館(祝日の場合は開館し、翌日休館)
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